【ロースクール生必見!】紙派?データ派?ロースクール生のデバイス事情

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ロースクールの授業において、授業中に使用するレジュメや参考書類はデータで提供されることがほとんどです。授業によっては、「(膨大な)参考資料を読み込んで授業に参加しろ」と先生に釘を刺されることも...

そんな資料たちをロー生達はどう管理しているのか?

ロースクールに入学する方、進学を考えている方、今まさに受験期の方々に向けて紹介していきたいと思います。

目次

紙派の主張「やっぱり慣れ親しんだ紙心地」

「いつだって勉強する私たちのそばには、紙の教科書や資料集があった。テストだって紙に回答して提出。やはり、慣れ親しんだ紙媒体こそが至高。」

と、言わんばかりに紙に執着する人が一定数います。

確かに、資料を紙媒体で印刷しておけば、重要な文にすぐにマーカーを引くことができる。パソコンでは今見たい箇所にたどり着くのにスクロールする必要があり、探しているうちに通り過ぎてしまうなど。大量の資料から該当箇所を探す場合には紙媒体の方が有利な点が存在します。

しかし、ロー生が扱うのは「膨大」な資料。授業に用いる基本書や判例集といった書籍のほかに紙の資料まで持ち歩くのは肩に負担がかかりすぎます。さらに印刷代もかかるとなるとお財布にも負担が。

ロースクール在学中の私の周りでは、紙媒体のみで授業を乗り切っている猛者はごく少数です。

データ派の主張「データで楽々一括管理♪」

授業資料を紙媒体で提供してくださる先生方もいらっしゃいますが、ほとんどの授業においてデータベースで資料をアップロードされる以上、自分のパソコン上で資料を保存・参照する管理方法が無難になります。

データであるため学期が深まっても荷物は重くなりません。また、授業時間の数時間前に新たな資料をアップロードする先生もたまにいらっしゃいますので、何よりアクセスの速さが重要になってきます。

私の周りでもほとんどがデータ派で、授業中の机の上はパソコン・タブレットの景色が広がっています。

タブレット派?それともラップトップ派?

データ派の中でも派閥が存在します。タブレット派とラップトップ派です。

タブレットでは紙媒体と同じような感覚で、資料にマーカーを引くことができます。また、手書きで書き込むこと、特にオリジナルの図を用いて理解を深めたい場合に有用性があります。

ラップトップでは、タイピングでのメモや資料への書き込みが可能になります。先生の話をそのまま素速くメモしたい場合には手書きのメモより早くこちらの方が優位です。

ただ、画面上に直接書き込みができるラップトップもありますし、タブレットもキーボードを接続すればタイピングが可能になるので、うまく使い分けることができます。

私の周りでは、タブレット派:ラップトップ派が3:7ほどの割合です。また、タブレット派でもキーボードを接続して使用している人が多い印象です。

これが最も効率的?併用派の主張

授業中に周りを見渡してみると、少ないですがタブレットとラップトップの両方を使いこなしている人もいます。先生の話はラップトップでタイピングし、資料への書き込みはタブレットを使用などなど。

かくいう私も併用派の一人であり、ラップトップ・タブレット・紙を用途ごとに使い分けています。

ラップトップは手書きでは書き留めきれない量の文章のメモに。タブレットは、資料への書き込みや図の書き込みに。

そして、すぐに参照したい資料(例えば先生に質問されそうな部分や参照箇所を朗読するよう言われそうな部分について)は印刷して紙媒体で手元に置いておく。

用途に合わせて使い分けを実施し、資料の管理を行っています。

まとめ

このように、ロー生のほとんどがデータ派であり、ラップトップかタブレットを使用しています。

ロースクールの授業に備えて、ラップトップやタブレット両方買いそろえる必要はありませんが、どちらかは使用することを回避できないのがロースクールの現状といえそうです。

どの媒体にも個性があるので、自分に合った資料管理の方法を試行錯誤してみてくださいね。

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