私の属性は、62~65期の30代、都内(多摩支部エリア)、弁護士数名の事務所に勤務、弁護士ドットコムの利用歴は4年程度です。
集客にあたっては、自分でサイトを作って、リスティングやSEO対策をすることも考えましたが、手間も費用も大きくかかるので、有名で手軽に利用できる弁護士ドットコムに掲載することを決めました。
私は、有料月額5万円のプランで登録し、離婚・男女問題、借金、相続、交通事故、犯罪・刑事事件、労働、債権回収、不動産の8分野を登録しています。
登録できるジャンルは、離婚・男女問題、借金、相続、交通事故、インターネット、消費者被害、犯罪・刑事事件、労働、債権回収、不動産、建築、国際・外国人問題、医療、企業法務、税務訴訟、行政訴訟、民事紛争の解決手続き、民事・その他とかなり幅広いです。
有料プランは、無料プランで登録している弁護士より上位に表示されます。有料プランの中でも月額〇万円、〇万円、5万円のプランがあり、金額によって、登録できるジャンルの数が下記のように異なります。
- 月額〇万円:〇個
- 月額〇万円:〇個
- 月額5万円:8個
掲載にあたっては、自身のページを作ることになります。ページを作るといっても、情報を登録すれば簡単にできるようになっており、情報登録自体は10分もかからない程度でした。
9:00~20:00を電話対応可能として(期間中いろいろ対応可能時間を変更して試しましたが、深夜は緊急の刑事が来たりもするのですが、酔って趣旨不明な相談をされる方もいたりして、結局これくらいの時間帯が自分にはちょうどよかったです。)、自己紹介では、写真数枚と自分の弁護士としての強味や趣味嗜好などの情報も公開しています。
問合せの状況
2016年くらいから登録をしていますが、登録当初から2019年の秋頃までは問合せ数もかなり多かったです。
2016年は、ちゃんと計測できていなかったのであまり分からないのですが、2017年は、私のページへのアクセス数が380件程度、そこから電話での問い合わせが月平均20~21件程度、メールでの問い合わせ平均3~4件程度でした。
月額5万円を支払って、合計25件ほどの問い合わせが来たことになります。聞いた話ですと、リスティング広告などでは、問い合わせを獲得するのに1件20,000円くらいかかるということでした。
問合せ1件あたり、2,000円となるので、これは非常にコスパがいいと思いました。
ただ、全く案件にならない問い合わせ(相談したいだけ、弁護士費用が支払うことができないなど)も多くあり、問い合わせのうち、受任するのは10件~13件に1件程度で、結局月に2~3件程度受任している状況でした。
受任しているジャンルについては、離婚・男女問題・債務整理が最も多く、他には刑事・労働・相続などもちらほら受任している状況です。弁護士報酬は着手金と報酬金併せて30~50万円程度が一番多いように思います。
2017年から2019年の秋くらいまでは同じような状況が続いておりましたので、爆発的に良いわけでもありませんが、安定して月に数件受任できる点では非常に良いと思っていました。
ところが、2019年秋頃にGoogleの検索アルゴリズムが変更となり、それまで検索結果が上位に表示されていた弁護士ドットコムが上位に表示されなくなってしまったようです。
そのため、2019年の10月以降は、アクセス数が200~210件程度まで激減し、問合せ数がメールと電話を合計しても15~16件程度に減少してしまいました。
また、問い合わせの質もあまりよくなくなってしまった感じがあり、月に1件も受任しない月も出てきて、2020年からは数か月に1件受任する程度になってしまいました。
現在は、継続するか否かを検討しています。数か月に一件受任する程度では、問合せ対応の手間暇も考慮すると継続する価値がないのではないかとも思っています。
契約は期間1年の更新する形式となっており、更新のタイミングまではやることになります。弁護士ドットコムをやめる場合には、弁護士ドットコムでの受任分がなくなってしまうので、他のポータルサイトについても色々検討したいと思っています。
他のポータルサイトで有名なのは、弁護士ナビ、弁護士広場、ココナラなどでしょうか。
いずれにしても、web広告はこれからも重要だと思っていますので、続けていこうと考えています。