巷の弁護士に聞いたヤバイ弁護士特集です。
「あー、いるいる」って、ならないことを祈ります。
ヤバイ相手方代理人10選
やっぱり50万円までしか出せない
とあるケガの慰謝料を請求したところ、相手方代理人から200万円の提示を受けたので、300万円で提示し返した。そしたら、やっぱり50万円までしか出せないと言い出した。
→ 依頼者に対して、相手方は200万円出すと言ったのにやっぱり50万円しか出さないと言い出した理由の説明に困った。結局裁判になった。
ベンチャー気取りのパーカースタイル
相手方代理人が裁判に私服のパーカーでやってきた。裁判官から聞かれたことへの受け答えも謎だった。
→ ベンチャー気取りのパーカースタイルにイラついた。しかも私服の弁護士が2人。当事者も来ていて、誰が弁護士か分からず裁判官もイラついていたように思う。でも、なんだかんだで和解した。
「弁護士会に相談しますよ」
和解後、こちらの依頼者が支払いを怠ってしまった。怒った相手方代理人は、私に対して、「弁護士会に相談しますよ」と書面を送り付けてきました。
→ 無視した。そもそも弁護士会に何を相談するんだろう。
「ちょっとよく分からないです。」
交渉で、「あ、私、69期なんで、ちょっとよく分からないです。」と言い出した。
→ 当時69期が新人ではあったが、その受け答えはダメだよ。何期でも同じ弁護士だよ。
裁判官室なら何を言ってもいいのかコラ
サラ金P社に対する過払い金請求の訴訟で、相手方代理人から、「この額で和解しないならお宅の事務所の他の任意整理は全部利息カットできなくなったりするかもしれませんよ。」という趣旨の発言をされた。
→ 心底むかついた。録音しておけばよかったが、裁判官室だったしできなかった。裁判官室なら何を言ってもいいのかコラ
合意書の作成を頑なに拒む
FAXのやりとりで条件を概ね合意したが、相手方代理人が、合意書の作成を頑なに拒んできた。
→ 全く意味が分からない。双方に弁護士が入って合意したのに合意書を作らないなんてことがあるのだろうか。確定的な合意かもわからず、清算条項もないふわっとした合意をすることが弁護士の仕事なのか。
実体法と訴訟法が区別できない
実体法と訴訟法が全く区別できていない。
→ 古い弁護士で民訴を選択していなかったのか忘れたのか。準備書面がしっちゃかめっちゃかで、毎回こちらが咀嚼して整理してあげるハメになった。証拠も全く関係ないのを大量に出してきて、事件記録がやたら重くなった。弁護士の定年決めてほしい。
明らかにメンタルが不安定
離婚の交渉の電話で信じられないくらいわめき散らし始めた。明らかにメンタルが不安定。
→ 自分がまだ新人だったのでびっくりした。おそらく当時で30代の女性弁護士。メンタルが原因で依頼者ともあまりコミュニケーションがとれていなかったのではないかと思う。当然ながら、無駄に長引いた。
訴額が数十万円
訴額が数十万円の労働審判や労働訴訟をしてくる。
→ どういうコスト感覚なのか分からないが、結局仕方なく対応して、こちらは依頼者である使用者から報酬を30~40万円いただく。結果は10~20万円で和解することになる。相手方代理人はいくらの報酬だったんだろう。依頼者にメリットのない事件の受任は品位よくない。
連絡がとれない
1~2週間、何回か電話しても連絡がとれない。
→ 捜索願を出すか悩む。それは嘘だけど、たまにある。逆に、自分もタイミングが合わなかったり、しばらく折り返さないことはある。原則何日以内に折り返すとか、弁護士会でルール作って修習で叩きこんだらどうよ。もっと早く案件終わるかも。
まとめと番外編
いかがでしたか。
他にもまだまだヤバイ弁護士はいると思いますが、これ以上ヤバイとすでに懲戒されているかもしれません。
ただ、懲戒されなければ良いというわけでもないと思いますので、弁護士の品位や仕事の流儀について、いまいちど考えてみてはいかがでしょうか。
番外編|とある事務員の証言
ある事務員からの証言によると、次のような弁護士もいたとか。
• 当時訴訟にすれば9割程度は返還してもらえた消費者金融に対する過払い金請求で、3割にも満たない金額で和解した
• ある事件で時効間近のため内容証明を発送したのに、その後6ヵ月以内に提訴しなかった
これはさすがにひどいですね…