はじめに

法律事務所の中で、特に関西を拠点とした大きな事務所は総称して「大阪四大」と呼ばれています。大阪四大とは、「大江橋法律事務所」「北浜法律事務所」「御堂筋法律事務所」「淀屋橋・山上合同」の４つを言います。

これら法律事務所は、日本の大手法律事務所として、国内外問わず幅広く業務を行っており、多忙ではありますがやりがいも多いとされており、法曹志望者に人気です！

そんな大阪四大の法律事務所には、どういった学歴の人が在籍されているのでしょうか？今回は、「大江橋法律事務所」の学歴について調べてみました！！

本記事は2023年末時点の情報を基に執筆しています。現在の情報と異なる場合がありますので予めご了承ください。

事務所概要

「人に、社会に、時代に、『よい事務所』をつくる」という精神のもと設立。

「大江橋」の名前は、大阪・堂島川の中州に架かる国の重要文化財である大江橋に由来している。1995年に上海事務所、2002年に東京事務所、2015年には名古屋事務所を開設し、現在では東京事務所と大阪事務所が同規模に成長し、多数の弁護士（外国法事務弁護士を含む）及びその他スタッフが在籍する総合法律事務所となるに至っている。

創業以降長期に渡り、クライアントに対し、様々な分野において、より良いリーガルサービスを提供する総合法律事務所として歩んでいる。あらゆる時代の変化の中で期待される、我々の成すべきことに真摯に向き合い、またクライアントの皆さまの最良のパートナーとして、これからもたゆまぬ努力を重ねていく。（大江橋法律事務所HPより抜粋）

現在の弁護士数

１６０名（2023年版弁護士学園・法律事務所別弁護士数ランキングTOP100より）

所在地

大阪オフィス

大阪市北区中之島2-3-18　中之島フェスティバルタワー27階

東京オフィス

東京都千代田区丸の内2-2-1　岸本ビル2階

名古屋オフィス

名古屋市中村区名駅4-4-10　名古屋クロスコートタワー16階

出身大学

京都大学	５３名	約３４％
東京大学	２９名	約１８％
慶應義塾大学	１７名	約１１％
早稲田大学	１０名	約６％
中央大学	９名	約５．６％
大阪大学	８名	約５％
一橋大学	７名	約４．４％
神戸大学	６名	約４％
同志社大学	５名	約３％
その他（各５名以下の大学）	１４名	東北、立命館、筑波、九州、関西学院、北海道、名古屋、大阪市立、浜松医科大学

出身大学院

京都大学法科大学院	２９名	約３３％
東京大学法科大学院	２２名	約２５％
早稲田大学法科大学院	８名	約９％
慶應義塾大学法科大学院	８名	約９％
一橋大学法科大学院	６名	約７％
神戸大学法科大学院	５名	約６％
その他（各５名以下の大学院）	１１名	同志社、名古屋、大阪、立命館、名古屋、関西学院、中央、九州

まとめ

大学別ランキングを見てみると、やはり京都大学の占有率が圧倒的でした。

もっとも、次点で東大・慶應・早稲田と、関東の名門私大が続いている点が特徴的でした。

関西圏のみならず、東京オフィスも大きな規模を有していることから、関東での知名度も高いことが要因となっていると推察されます。

そのほかにも、北は北海道から南は九州まで、幅広く採用しています。

また、大学院別ランキングを見てみると、京大と東大が肉薄する勢いであることに加え、ここでもやはり早稲田・慶應と、関東の名門私大が一定の勢力を有している点が特徴的です。大阪四大の中でも、関東出身者に広く門戸が開かれているかもしれません！積極的に応募してみましょう！！