【ランニングコストがかからないは嘘】法律事務所のSEO3つの落とし穴

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SEOのメリットとして『ランニングコストがかからない』といわれることがありますが、これは半分正解で半分不正解です。

確かに、リスティング広告のように毎月広告費をかけなくても集客は可能ですが、Googleのアップデートでアクセスが下がった場合は、記事を書き直したり新しく記事を書いたりする手間が生じます。ご自身で対応すれば確かに出費はないものの、それなりに工数をさかれることになります。

この記事では、上記の例のような、法律事務所のSEOをはじめる前に知っておきたい3つの注意点について解説していきます。

目次

Googleアップデートでアクセスが激減することもある

Googleは利用者にとってより有益なページを表示させられるよう、毎年のようにアップデートを行います。アップデートにより、「1日でアクセスが3割減った」ということにもなりかねません。

アクセスが安定したからといって未来永劫集客し続けられるわけではないという点は覚えておきたいところです。

これまでのアップデートには、例えば以下のようなものがあります。

  • ・パンダアップデート(2015):オリジナリティの低いページの評価が下がった
  • ・ペンギンアップデート(2016):不正な手法で上位表示されていたサイトの順位が下落
  • ・モバイルフレンドリーアップデート(2015):スマホ対応していないサイトの評価が下がった
  • ・健康アルゴリズムアップデート(2017):お金や生活に関する分野での信頼性の低いサイトは評価が下がった

アップデートによる順位の下落は恐ろしいものですが、順位が下がったページを書き直すことで、徐々にアクセスを以前の水準に近づけることも可能です。また、健康アルゴリズムアップデートのように法律事務所にとって追い風となるような変更がなされることもあるので、一概に悪いことばかりではありません。

アップデートに一喜一憂するのではなく、Googleのガイドラインをよく読み、Googleの目的や思想を理解してコンテンツ制作に落とし込むことが大切です。

半年~1年間は効果を実感しにくい

何をする上でもとりあえず行動してみることは重要です。しかし、結果が出るまでの所要時間をあらかじめ理解しておくことも、挫折しないためには重要です。

SEOによる集客が上手くいくまでには、半年~1年程度継続的にコンテンツを作成し続ける必要があります。

処理しなければならない案件がある中コンテンツを作成するのはなかなかハードなことですが、3ヶ月頑張り続けてもアクセスが全然増えないといったこともざらにあります。

SEOは狩猟というよりも農耕に近い集客方法なので、結果が出なくてもめげずに種を撒き続けることが大切です。

コンテンツ作成には手間がかかる

ある程度のアクセスを得るためには、どの程度の手間が必要なのでしょうか。かるく概算してみましょう。

3時間で1記事(3000文字程度)作成できたとして、100記事書くとすると、所要時間は300時間程度となります。これ以外にも、KWの選定や記事の公開にも時間がかかります。

結果が出るまでの所要時間はケースバイケースではありますが、大体の工数を把握した上で

  • ・ある程度気長にやっていくのか
  • ・外注を使って工数をかけないようにするのか
  • ・リスティング広告だけにしておくのか

など意思決定ができるとよいかと思います。

まとめ

悲観的なことばかり書きましたが、「SEOはやめておいた方がいい」と言いたいわけではありません。上記のようなリスクを理解した上で高品質なコンテンツを継続的に生産できれば、毎月の広告費率を下げることや、集客力を今より強化することももちろん可能です。

SEOによって得られる恩恵については、【今がチャンス】法律事務所の集客にSEOを活用する4つのメリットをご確認ください。

SEOを活用したことがある先生や、SEOについて気になっていることがある先生がいらっしゃいましたら、ぜひTwitterでSEOの手応えや気になることなどをお聞かせください。

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