こんにちは!編集部の阿久根です!
この記事では、僕が通っていた京都大学法科大学院の魅力について紹介していきたいと思います。
ロースクール進学を検討している方はぜひご参考ください。
授業内容が司法試験合格に直結している
京大ローの授業内容は、司法試験の受験勉強に直結しています。
必修科目の成績のGPAや評定平均の数値と司法試験の合否結果との間の相関関係はしっかりしています。
参考までに、京大ローの司法試験合格実績を引用いたします。
年 受験者 合格者 合格率 全国順位 合計 未修者 既修者 合計 未修者 既修者 平成31年 201 56 145 126 14 112 62.69% 1 平成30年 216 67 149 128 18 110 59.26% 3 平成29年 222 70 152 111 15 96 50.00% 1 平成28年 222 73 149 105 9 96 47.30% 3 平成27年 240 81 159 128 17 111 53.33% 2 平成26年 245 66 179 130 11 119 53.06% 1 平成25年 246 77 169 129 24 105 52.44% 4 平成24年 280 90 190 152 30 122 54.29% 2 平成23年 315 100 215 172 37 135 54.60% 2 平成22年 277 84 193 135 16 119 48.74% 4 平成21年 288 83 205 145 25 120 50.35% 3 平成20年 241 72 169 100 16 84 41.49% 11 平成19年 211 41 170 135 17 118 63.98% 2 平成18年 129 – 129 87 – 87 67.44% 7
「ローでいい成績をキープすることが出来れば司法試験に合格できるはず」というメンタルで日々の授業や期末試験の勉強に取り組むことが出来ました。
特に民事系科目については予備校教材を使わずローの授業教材、ノートのみで受験対策は十分だと僕は思います。
将来の進路・働き方をイメージしやすい
みなさんは、弁護士としてどのようなキャリアを歩んでいきたいかイメージできていますか?
京大ローでは、様々な実務家教員の方の授業が受けられます。学問として法律を学ぶだけでなく、実務に携わる方との繋がりを通して、将来の働き方を具体的にイメージしやすくなります。
選択式の授業には、弁護士、裁判官、検察官が実務家教員として教えに来てくれるものが多くあります。
M&A、ファイナンスといった企業法務の実務から訴状起案の演習や模擬裁判まで、授業内容は様々です。
授業開講期間内に先生との懇親会がある授業が多く、実務家の先生とざっくばらんにお話を伺い、仲良くなることができます。
授業以外でも、ロースクールが主催するイベントとして法曹三者それぞれに関する説明会や懇親会もあるため在学中から自分の進路についてじっくり考えられるのは魅力的な点だと思います。
一生続く友人関係を築ける
最後は同じ志を持った友達がたくさんできたということです。
僕はこれが一番京大ローに行って良かったと思えることです。
京大ローには、様々なバックグラウンドを持った人がいます。
- 京大以外の大卒者
- 社会人経験のある人
- 法学部以外の学部出身の人
このような人たちと司法試験合格という目標に向かって同じ環境の下で切磋琢磨でき、修習、就職後を通じた一生続く友人関係を築けるという経験はかけがいのないものだと思います。
また、縦のつながりも強いことから、先輩との交流を通じて受験勉強や就活に関する情報共有をしてもらえる点もありがたかったです。
終わりに
僕はロースクールと予備試験どっちのルートが良いのかという議論に立ち入るつもりはありません。もちろん予備試験ルートで早期に司法試験受験資格を得ている人のことは心から尊敬しております。
ただ僕の経験というあくまで一事例を通じて京大ローに通ってとても良かったということが伝われば嬉しいなと思います!
ロースクール進学を検討している方に少しでも参考になればと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。