司法試験直前!短答と論文の学習比率はどうするべき?知識定着のコツもご紹介

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こんにちは!弁護士学園編集部のasaです!

いよいよ令和3年司法試験が近づいてきましたね。

私もそうでしたが、直前期になると、短答の知識を詰め込まないと不安だけど、短答ばかりやっていると論文の筆力が衰えるんじゃないか不安。。。という状況になりますよね。。。

対策として、私の場合は主に以下3点を意識しました。

  1. 1.目的に応じて短答と論文の学習比率を調整する
  2. 2.忘れないように短答を毎日学習する
  3. 3.苦手部分を克服する(短答・論文問わず

結果として、試験本番では各科目8割くらいの点数を獲得できました。

今回は、以下の点について、周りの友達の話もふまえて書いていきたいと思います。

  • ・短答・論文の学習比率をどのように調整していたか
  • ・短答を忘れないようにどのような工夫をしていたか

ご自身の学習に活かせそうな箇所があれば、ぜひご参考ください

目次

約1年間の学習記録

まず、私の場合、前提条件として、あまり短答が得意な方ではありませんでした。そのため、3年次の夏くらいから短答の勉強を始めました。

【3年次夏~年内】短答に着手しつつも、論文に力を入れる

この時期にはみんな手を付け始めていたと思います。この時は、年内までに1周するというペースでやっており、論文の方に力を入れていました。

【年明け~3月】短答に力を入れだす

年明けくらいから、少しずつ焦りはじめ、模試を3月に受ける予定だったので、そこまで短答と論文を1:1くらいのペースにしようと決め、短答に力を入れだします。

間違えた部分に付箋を貼り、判例六法に何回も間違える部分を一元化していきました。

余談ですが、判例も載っている判例六法を使うと、ぱっと見で条文も判例も自分の苦手な部分が強調されるのでさっと確認できておすすめです。

【3月~4月】模試の結果がよくなかった憲法に力を入れる

模試が終わり、この時点で2周目は終わっていたので、少し短答の割合を減らしました。ただ、模試で憲法があまり良くなかったため、憲法の短答を短答の中でも多めに解くように意識しました。なお、統治は暗記ゲーですので、直前に詰め込めばいいと思いがちですが、直前期は予想以上にやることが多く(笑)、知識として定着させておくと直前に焦らないでいいと思います。

ここで、なんと司法試験延期!(笑)計画が狂いだします、、、

【4月~5月】忘れないようルーティーン化して毎日学習した

司法試験の日程が決まらないまま、日々友達とオンラインで自主ゼミを行い、おしゃべりをすることでストレス発散していました。

それでも、短答は日々触れていないと忘れ去ってしまうと思い、午前中は短答、午後から論文という形でルーティーン化して、短答力維持を図っていました。5月時点で3周目が終わりました。

【5月~7月】論文力の底上げを図りつつも短答には毎日触れる

司法試験の日程決定!8月の実施日まであと3ケ月です。

友達にどう計画を立てて進めていくか相談しながら、一旦短答の割合を減らし、論文力の底上げを図ります(特に苦手分野)。それでも、短答には毎日触れていました(割合でいえば、3:7くらいでしょうか)。

【7月~8月】苦手部分を何度も復習した

ラストスパートです!今年でいう今の時期ですね!

午前中に短答をし、午後に論文、そして寝る前に午前中にした短答の間違えた部分を見直して寝ることをルーティン化し、苦手部分を何度も復習することで知識の定着を図りました(大学受験の時に、寝る前に暗記物をするといいと聞き、それはずっと続けていました(笑))。このまま司法試験まで突っ走り、試験本番では各科目8割くらいとることができました。

まとめ

私たちは、例外的なスケジュールでしたが、周りも含め基本的に、以下のような感覚で、計画を立てていました。

  • ・1月~3月まで短答1:論文1で短答多め
  • ・3月~4月まで短答3:論文7で短答減らす
  • ・4月~5月まで短答1:論文1に戻す

短答が不安な方も多いと思いますが、はっきり言って、短答を完璧にすることは、暗記系が大得意!という方は別にして、不可能だと思いますし、完璧にする必要はないと思います。憲法以外は、消去法で解ける問題や、周辺知識で解ける問題もたくさんあるので、正答率が高いものは間違えないようにすることを意識しつつ、自分に合った勉強スタイルを確立していくことが大事だと思うので、その参考にしていただければ幸いです。

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