【1年で15点アップ!?】予備試験短答 一般教養科目の得点アップの5つのコツ

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予備試験短答式試験では、一般教養科目が合計270点のうち60点分という大きなウェイトを占めています。一般教養科目は範囲も膨大でその何度も高いため、苦手にしている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、1年で一般教養科目の得点を15点アップさせた自身の経験をもとに、特別な対策をせずに一般教養科目の得点を向上させるコツを説明いたします。

目次

問題の解き方

一般教養科目は、全42問の中から20問を選択し、1問3点で合計点を計算します。そのため、得点アップのために何よりも重要な点は、いかに簡単な問題を選択し、得点率を高めるかです。以下では、問題の取捨選択のコツを5つお伝えします。

はじめに論理に関する問題をじっくりと解く

論理に関する問題は前提知識が不要なため、多くの方が得点源としています。ここはできれば2問とも正解したいところです。論理の問題で正解するコツは、時間をかけてもすべての検討対象を書き出すことです。

読解問題を解く

読解問題も前提知識を必要としないため、得点する可能性が高い問題であると考えます。ただし、問題が難解なことも多々あるため、解答に自信のない場合は無理に読解の問題を解答する必要はありません。

大学受験で使用した科目の問題を解く

大学受験において、日本史・世界史・地理・物理・化学などを利用した方は、センター試験などの知識を用い、得点を稼ぐことができます。ただし、日本史・世界史については、細かい知識を問われるため、注意が必要です。

一般常識で選択肢を絞ることができる問題を探す

残りは、短時間ですべての問題を確認し、不正解と考えられる選択肢を素早く除外し、選択肢を絞ります。残った選択肢の少ない問題から順に解答していきます。一般常識や中学高校の知識を応用することで解答できる問題も少なくありません。宝探しのような感覚で、解けそうな問題を手早く探しましょう

(※帰国子女、TOEIC900点以上の方を除く)英語の問題は捨て問に

あまり知られていない事実ですが、一般教養科目の英語は非常に難易度が高いです。似たような意味の語彙のニュアンスの違いを抑えていないと解答を一つに絞ることができない問題が多く、よほど英語に自信のある方でない限り、この問題を解答することはお勧めしません。私自身、英語の問題を一問も解かないようにした年から、一般教養科目の点数が大きく伸びました。

対策

一般教養科目は、難易度が高く、その範囲も膨大であるため、基本的に、教養科目対策として何らかの勉強をすることについては反対です。ですが、法律科目の勉強の息抜きとして気軽に勉強をするとすれば以下の方法をお勧めします。

  1. 高校のときに使用していた参考書や教科書を読み返す
  2. 歴史や地理などを解説するYouTubeを聞き流す

これらの方法であれば、気軽に過去の知識を復元することができます。注意点としては、問題集や過去問に手を出したり、これらの内容に深入りしてしまうことは、法律科目の勉強時間を圧迫してしまうのでお勧めしません。

まとめ

以上、一般教養科目の解き方や、勉強法をお伝えしました。法律科目だけで合格に必要なスコアを得点することは簡単ではありません。効率的に一般教養科目を得点し、合格に近づきましょう。

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