読者の皆様は司法試験合格後のキャリアをどのように考えていますか?弁護士、裁判官、検察官の具体的な仕事のイメージが湧かずキャリアを決めることができないと言う方は多いのではないでしょうか?
今回は法曹界を目指すみなさんに是非見ていただきたい法曹ドラマ5選を紹介します。
上から順に弁護士ドラマ3本、検事ドラマ1本、裁判官ドラマ1本を紹介していきます。
『リーガルV〜元弁護士・小鳥遊翔子〜』(2018)
女優・米倉涼子さんが主演を務める小鳥遊翔子(たかなししょうこ)は大手法律事務所をクビになり弁護士資格を剥奪された元弁護士。
若手弁護士やパラリーガルをスカウトし個人事務所「京極法律事務所」の管理人となり、民事裁判を勝利に持ち込みますが、翔子は弁護士資格が剥奪されているので弁護をすることはできません。
しかし若手弁護士らをうまく動かして、満遍なくリサーチし勝訴に持っていきます。
「法の下ではみんなが自由」を理想とするが、実は「仲間の自由を奪う自由人」
法律を悪用したり、甘えたりするやつらは許さず、ワイルドな言動で周囲を翻弄する元弁護士のドラマです。
『99.9 –刑事専門弁護士–』(2016)(2018)
松本潤さん演じる、弁護士・深山大翔(みやまひろと)は、真実を明らかにすることだけをこだわる風変わりな刑事事件専門弁護士。
日本の刑事事件は、一度逮捕、起訴されると99.9%有罪となってしまうと言われており、残りわずか0.1%の可能性にかける刑事専門弁護士たちの熱き戦いを描いたのがこの作品。
逆転不可能と思われる刑事事件に挑みながらも、深山(松本潤)のオヤジギャグや競馬、プロレスネタなど小ネタがあるところも見どころです。
『グッドパートナー 無敵の弁護士』(2016)
「企業法務」を専門に扱う事務所を舞台に、竹野内豊さん演じる主人公の敏腕弁護士・咲坂健人と松雪泰子さん演じる元妻でライバルでもある夏目佳恵の活躍を描くクールでスタイリッシュな弁護士ドラマ。
元夫婦が織りなすコミカルなホームドラマの側面もあり、勝ち目のない戦いに竹野内豊さんと松雪泰子さんが反発しながらも最終的に協力し合い、爽快に問題を解決していくドラマです。
『正義のセ』(2018)
吉高由里子さん演じる主人公・竹村凛々子は、横浜地検で働く2年目の検事。駆け出し検事の彼女は、不器用だが何ごとにも一生懸命に取り組む。
凜々子とバディを組む担当事務次官は一癖ありそうなベテランの相原勉(安田顕)。早速、相原と取り調べをする凜々子だが、喜怒哀楽が出てしまう性格のため被害者に同情してしまい、その度に相原に注意されてしまいます。
現代社会にはびこる問題も多く、そんな問題に真摯に向き合う新人検事の凜々子に胸が熱くなるドラマです。
『イチケイのカラス』(2021)
竹野内豊さん演じる入間みちお(いるまみちお)は東京地方裁判所第3支部第1刑事部、通称「イチケイ」に所属する裁判官で元弁護士。
みちおは冤罪を生まないよう毎回のように職権を発動し、自ら現場検証を行い、事件の真相を明らかにしていく異端な刑事裁判官。
ひげを生やし、カジュアルな服装でゆるい空気をまとっているが、しがらみや偏見、先入観にとらわれない観察眼と徹底的に調べ上げる探究心を持つ裁判官を描くドラマです。
まとめ
以上5つの法曹ドラマをご紹介しました。司法試験が終わった後など時間がある時に一気見して今後のキャリアを考えるきっかけとしてみてはいかがでしょうか?