皆さんこんにちは。前回のオススメサイト紹介の続編として、「忙しいあなたに役立つ投資のオススメサイト第二段」をお送りします。
今回は銘柄分析に必須のスクリーニングツールと情報収集、銘柄収集ができるようにオススメサイトを紹介します。
皆さんはどのような手法で株式投資に取り組んでいますか?この連載ではファンダメンタルズ投資の有用性を説明し続けているのでファンダメンタルズ投資家のために有益な情報提供することを心がけています。
ファンダメンタルズ投資には「定量分析」と「定性分析」が必要
ファンダメンタルズ投資を行うには「定量分析」と「定性分析」の大きく二つの分析が必要です。「定量分析」は決算情報から読み解くことができる決算状況、バランスシート、キャッシュフローの動向等です。「定性分析」は市場環境、業界・セクター動向、会社の歴史、ビジネスモデル、経営者の資質など把握して分析を進めていきます。
株式投資の勝率を上げるためには定量評価をベースに定性評価を突き詰める必要があります。定量分析が3割だとしたら定性分析は7割を占め、ここが収益の差につながると考えています。
定量分析はツールを使うなどしてできるだけ簡潔に行い、定性分析に時間を割くのがキモです。定量分析がワンストップでできるツールがマネックス証券の「銘柄スカウター」です。このツールは2017年に誕生したツールで銘柄情報からチャート、決算動向、配当推移、アナリスト予想推移、PERなどのバリュエーション推移、決算修正履歴、適時開示など定量分析に必要な情報を収集することができます。しかも今まで約4年で10回以上のアップデートを行って進化を続けています。
銘柄スカウターの機能をご紹介
銘柄スカウターの機能の一部を紹介します。業績の表示が優れており、売上高や営業利益などの業績を過去10期以上に渡り表やグラフで表示することができます。さらに、前期比の増減率を表示、業績を指数化などして変化を把握することができます。利益のチャートが右肩上がりになっていれば長期的に成長している銘柄かどうかを確認することができます。
四半期の業績の表示方法も優れています。企業は通常決算短信で業績を2Qなら1Q+2Qなどその期までの「累計」で発表します。クォーターごとの業績を把握するには3ヶ月ごとの業績を取得するには最新の累計値から1つ前の四半期までの累計値を引き算する必要があります。
3カ月ごとの業績を把握する理由は「トレンド」と「季節要因」の把握のためです。このツールでは3ヶ月ごとに区切った表示をひと目でみることができるため、銘柄分析にかかる手間を大幅に簡素化することができます。
銘柄の比較機能も優れていて同じ業界内の銘柄などを最大6銘柄選択し、株価指標やアナリスト評価など様々な項目を表形式で一覧比較できます。比較することで割安割高を一目で確認することができます。
スクリーニングも行うことできます。「10年スクリーニング」という項目を活用すれば「過去10年間の業績」や「直近の四半期業績」を対象にスクリーニングできます。業績進捗の項目を使って好業績銘柄を発見することができます。
PERやPBR、配当利回りといった株価指標について最長5年間のグラフ表示も可能です。現在の株価が過去のバリュエーションから見てどういった水準にあるかみることで割高・割安の判断ができます。
チャートは見ることが多いかもしれませんが、PERやPBRのグラフを見たことがある人は少ないと思います。過去、バリュエーションが高い場面、低い場面でどのような値動きをしたか、業績が変化する過程でどのくらい先取りされたのかなどを把握することができます。
企業の財務健全性を詳細に分析できるように貸借対照表の情報を備えています。「簡易表示」と「詳細表示」に分けて表示しており、直感的に企業の財務状況を把握することができます。
(図はすべてマネックス証券銘柄スカウター)
銘柄スカウターについて詳しく知りたい方は…
先日、銘柄スカウターについての動画を作成しましたので興味のある方はご覧頂ければと思います。
【永久保存版】銘柄スカウターを使って値上がり銘柄を探せ!マネックス証券 おすすめツールの活用方法