こんにちは!編集部の阿久根です。ロースクール在学生の方は新学期が始まったばかりですが、サマークラークの募集を始めている弁護士事務所も多いのではないかということで今回は僕の経験や周りの友人から聞いた話をもとにサマークラークの応募についてお話します!
結局ESで何が見られているの?
僕はロースクール3年次の夏は、東京3つ(四大1つ、準大手1つ、中規模1つ)、大阪2つ(大阪四大1つ、中規模1つ)の合計5つのサマークラークに参加しましたが結論から言うと、ESで何を重視するかどうかは事務所によって様々です。
東京四大など、大手の事務所になればなるほど成績による足切りのラインは高くなりますが、あくまで成績は足切りにしか使用されておらず、他の様々な要素を踏まえた上で選考が行われている印象です。
一概には言えませんが、社会人経験や留学経験、ロースクールへの飛び級入学といった経歴や他の資格などの要素は重視されることが多いように感じます。
後述する自己PRの内容についても意外と見られているのでしっかり考えるべきだと僕は思います!
募集が始まったら出来るだけ早めに応募しよう
応募において最も大事と言っても過言ではないのは、募集が始まったら出来るだけ早めに応募することです。
応募が来た人から順にESの選考を始め、公表している応募締め切り前にインターン生の採用選考を終えてしまう事務所がほとんどです。
どれだけ優秀で魅力的な人でも、応募締め切りギリギリにESを提出したら通らない、なんてことも珍しくないと思います。
まずアットリーガルなどに登録しておいてお知らせメールは随時チェックしておくようにしましょう!
またこのような就職活動サイトより、各事務所のHPが2,3日早くインターン募集のお知らせを掲示し始めるのが一般的なので、気になっている事務所は直接事務所のHPを逐一チェックしに行くことをお薦めします。
事務所説明会に参加してからサマークラークへの応募をするかどうかを考えたい、という人もいるかと思いますが説明会が終わってからの応募では遅い、というパターンも決して珍しくないのでしっかり募集開始時期を確認しておきましょう!
自己PRは「話のネタ」だと思って書こう
自己PR欄に何を書けばいいのか、という相談はよく受けますが僕のオススメは、自己PRは弁護士の先生との「話のネタ」だと思って書くことです。
ESが通過した後の面接や、インターン先での弁護士の先生方との会話の切り口は基本的にはESの自己PRに書いていた内容になります。
僕で言えば、学生時代に頑張っていたこととして中高バスケ部でキャプテンをやっていたことや、大学時代アカペラサークルで全国大会に出場したこと等は、どの事務所に行っても会話のネタになったので書いてよかったなと思っています!
書類選考では成績が大事なのも事実ですが、自己PRを読んだ先生が「この人に会ってみたい」と少しでも思ってもらえるような内容を心がけるのが大切だと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
最近は規模を問わず在学生のうちからサマークラークを実施する事務所が増えてきている印象です。
司法試験の勉強との両立は大変かもしれませんが、在学中から弁護士実務の世界に触れて将来のキャリアについて考える機会はとても貴重だと思います!
是非色んな事務所のサマークラークに参加してみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。