【司法試験攻略!】これだけで受かる司法試験(公法編)

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司法試験合格のカギは、効果的な学習法にあり。特に公法の学習は多くの受験生が苦戦する分野です。

本記事では、成功した先輩受験生たちが推薦する、公法編の最適な学習法と参考書を紹介します。これらのアプローチを通じて、司法試験の難関を乗り越えるための戦略を解説します。

目次

あの日に戻れるなら・・・

司法試験受験生の方、若しくは今年法学部やロースクールに入学された方、はたまたロー受験真っ最中の方、どなたもお疲れ様です!

日々の勉強が順調な方もいれば、「なんだかやり方が合ってない気がする」「この本には手を出すべきじゃなかった…!」「そもそも何をやれば最短ルートなのかもう分からないよ!」そんな方も多いと思います。

筆者自身、「入学当初に戻れるなら、あんな勉強はしないでこうするのに…!」と思うこと多々です(苦笑)

そこで今回は、「合格者が語る!初学者はこれ読め!これ解け!」を発表します!

この記事を作るにあたり協力してくれた方は、ロー在学中予備試験合格者(2桁合格)で司法試験合格後(2桁合格)、実務家として活躍されている方なので、是非後に続きましょう!!

また、今回は、どこかの予備校講座の紹介ではなく、市販の基本書や問題集を中心にご紹介します!

「資本試験」と言われることもある司法試験ですが、金銭的に余裕のある受験生ばかりではないですよね・・・(まさにカツカツの者より)。Amazonで買えて、尚且つオススメ、そして最低限の品数で済むようにピックアップしました!

憲法

この科目はほんとうに、「センスが問われる」「小論文的な科目」などと言われるように、試験科目の中で断トツ掴みどころがない科目ではないでしょうか。

とは言え、人権選択でミスをするのはかなり痛いですし、いわゆる三段階審査がうまくできていなかったり、正当化の認定に説得力がなかったりすると、なかなか点が伸びません。そして、これらの点は事前準備が可能です。

試験当日使える知識を蓄え、憲法の書き方を学ぶ点でオススメな本は以下です!

『基本憲法I 基本的人権』伊藤建ほか著(日本評論社・2017)

いわずと知れた、伊藤たける先生が執筆された基本書です。刑法などでも定評のある「基本〇〇」シリーズの1つですね。わかりづらい憲法概念や、受験生が悩みやすい法令違憲・適用違憲の違いなどにも触れられているので、これを読めば憲法答案の型は大部分が身につくと思います。最初の1冊から最後の1冊までオススメできます。

『憲法 第八版』芦部信喜ほか著(岩波書店・2023)(短答対策)

これも言わずと知れた大名作。芦辺先生の本です。正直、これを読んで人権分野が全て対応できるかというと、なかなかそうは言いきれないかもしれません。ですが、統治分野は一読の価値ありです!!

統治分野は、芦辺がネタ本になっていると言われているほど、芦辺に書いてある記述を基にした出題がされることが多いです。統治の短答対策は手薄になりがちですが、対策すれば満点も狙える分野なので、この本でがっちり得点しましょう!!

『憲法Ⅰ 第2版 基本権』渡辺康行ほか著(日本評論社・2023)

現受験生の新しいバイブルになっている本がこちらです!!

基本書には珍しく、人権各論が三段階審査に則って記述されているので、答案にする際、この判例は「保護範囲」「制限」「正当化」のどの段階で出すべき判例か?などを意識して学ぶことができます。答案作成に生きる学者の見解・判例が学べるので、これは是非とも持っておきたい一冊です!

『読み解く合格思考 憲法 改訂版』玄唯真ほか著(辰巳法律研究所・2020)

『憲法ガール Remake Edition』大島義則著(法律文化社・2022)

『憲法ガールII』大島義則著(法律文化社・2018)

上記3冊は、司法試験の過去問を題材にして、実際の答案を基に解説をしてくれています!!初学者の段階では、高得点の採れる憲法答案の形をインプットするのに最適ですし、ある程度学習が進んだ方は、自分の答案と照らし合わせてより良くするための素材としてオススメです。憲法ガールはなかなか書かれている記述の難易度も高いので、ここまで完璧を目指すよりは他科目に時間を充てることも忘れないようにしたいです。

『C-Book 憲法I〈総論・人権〉 改訂新版』(東京リーガルマインドLEC総合研究所・2023)

『C-Book 憲法II〈統治〉 改訂新版』(東京リーガルマインドLEC総合研究所・2023)

こちらは予備校本の紹介です!

CBook?聞いたことないな・・・。と侮るなかれ。最近LECでは、上3法を全面改訂大幅リニューアルし、満を持して出版しております!!

憲法は特に力を入れ、基本書(主に上記で挙げたような定評のある基本書)や判例をしっかり読み込んだ上で、三段階審査に対応した記述となっています。すなわち、答案作成にそのまま使える記述ばかりです!司法試験で問われるような重要論点については論証も載っており、かゆいところに手が届く1冊です。

また、統治編については、試験で問われる必要十分な記述が相当コンパクトにまとまっているので、この1冊で論文も短答もカバーできます!!

取っかかりにくい憲法の最初の1冊として、学部生やロー生に特におすすめできます!!

『憲法判例百選I 第7版』(有斐閣・2019)百選判旨読み込む

『憲法判例百選II 第7版』(有斐閣・2019)

こちらは言わずもがなの百選シリーズですが、憲法は特に判例学習が大切なので、持っておきたいところです。これに載っている判例は、上記色々な基本書・予備校本を読んでいる中でも嫌というほど出てくるので、何度も読んでしっかり記憶に定着させましょう!!

行政法

行政法は、科目の特性として、基本的に未知の個別法が出題されそれを時間内に読み解き、論述していくことになります。そのため、事前準備が難しいと感じる人が多かったり、そもそもどうやって対応していけばいいのかわからないという人が1番多い科目かもしれません。

ですが、行政法は実は以外と対策が立てやすい科目と言われています!

過去問を見ていても、出題される分野はほとんど同じです。そのため、1番の対策は過去問対策ということになるかと思いますが、それでも、過去問を解くための基本的知識は必要不可欠です。そんな基礎知識を学ぶために、下記の基本書がオススメです!

『基礎演習 行政法 第2版』土田伸也著(日本評論社・2016)

いわゆるピンク本と言われているものです。試験委員もされている土田先生が書かれており、初学者でもわかりやすい記述が感動ものです!先輩の中には、試験対策としてこれ1冊で挑み、上位合格を果たされた方もいます。何にでも手を出さず、1冊をやりこむことが大切かもしれません。

『実戦演習 行政法―予備試験問題を素材にして 第2版』土田伸也著(弘文堂・2022)

こちらも土田先生の本ですが、こちらは実際の予備試験の過去問を題材に、試験委員である土田先生が自ら解答解説を作られている至極の一冊です!試験委員の公式見解ということになるので、もはや受験生はこれをやりこむしかないのでないでしょうか?解答にあたってのポイントを学べるほか、より深い発展的な記述もあるので、上級者の方でもしっかり学びを得られる1冊です!

『基本行政法 第3版』中原茂樹著(日本評論社・2018)

『基本行政法判例演習』中原茂樹著(日本評論社・2023)

定評ある「基本〇〇」シリーズの行政法バージョンです。

受験生シェア率は1番と言ってもいいのではないでしょうか?わかりやすく、でも骨太な記述で、行政法をしっかり理解できます。最近では、基本行政法に載っている重要判例をさらにしっかり解説し、ポイントを押さえやすくした判例演習という本も出版されました。この2冊を携え、読み進めていけば、重要判例や司法試験で問われやすい分野をしっかり学べます!基本書としてはこれで間違いないのでないでしょうか!!

『行政法ガール』大島義則著(法律文化社・2014)

『行政法ガールII』大島義則著(法律文化社・2020)

『事例研究行政法[第4版]』曽和俊文ほか著(日本評論社・2021)

行政法ガールは、憲法ガールと同じく司法試験過去問を用いた本です。小説形式で楽しく読み進められてオススメです。中身はだいぶ骨太ですので、ある程度自分の中でランク付けなどをして、メリハリをもって読み進めることを特におすすめします!

また、事例研究も、これまた受験生シェアの高い問題演習本です。みんながやっている問題集かと思いますので、ゼミなどで用いるのもおすすめです。ですが、正直司法試験の過去問が至高の教材だと思います。なので、こちらは、ある程度学習に余裕があり、行政法を得意科目にした方におススメです。

まとめ

司法試験の公法分野は、独特のアプローチと専門的な理解が必要です。この記事で紹介した参考書と勉強法は、受験生が公法の要点を効率的に理解し、試験に臨むための強力なサポートとなるでしょう。憲法や行政法の複雑な概念をしっかりとマスターし、合格への道を切り開きましょう。

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