【令和6年度版】司法修習のすゝめ〜住まい探し編〜

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目次

はじめに

令和五年度司法試験に合格された皆様、この度は本当におめでとうございます🎊🎊🎊

さて、合格された方の多くは、晴れて司法修習生となるかと思います。司法修習に向けて、司法試験で学習した法律知識を再確認したり、導入修習に備えて課題に取り組んだり、勉強面についてもいろんな準備が必要でしょう。

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しかし、勉強面のほかに、もちろん生活面でも様々な準備が必要になってきます。とりわけ、住まい探しは衣食住の一つを占めるものであり、誰にとっても重要な死活問題でしょう。

もっとも、司法修習の場合、多くの方は縁もゆかりもない地域で過ごすことになりますし、配属先が決まるのも導入修習の直前になるため、住まい探しや引越し準備のために十分な時間が取れるわけではありません。しかも、今年は例年と異なって修習の開始時期が新年度と重なっているため、通常の社会人や学生の方と争奪戦になってしまう可能性があります。

そこで、本記事では、なるべく早く理想の住居が見つかるように、司法修習中の住まい探しにあたって参考になる情報をご提供できればと思います。

全国各地の修習先に赴任する予定の方は、ぜひこの記事を最後まで読んでいただき、早いうちから準備万端で修習生活に臨んでもらえると嬉しいです。

司法修習生の住まい探しのポイント

立地

まず、司法修習中は裁判所や検察庁に行くことになるため、これらに近い場所で探すのが一般的でしょう。

ただし、基本的に両者は同一の地域に所在していますが、東京では裁判修習が霞ヶ関で行われるのに対して検察修習は九段庁舎で実施されるなど、両者が多少ずれる場合もありますし、弁護修習の事務所や生活の利便性なども考慮すれば、必ずしも裁判所等に近づけ過ぎる必要はないかもしれません。

契約期間

次に、通常の賃貸借契約は期間が2年間と定められている場合が多いです。

しかし、司法修習で各地に赴任するのは初めと終わりの導入修習及び集合修習を除けば1年未満(約10ヶ月)であり、期間満了前での退去という形になります。

そこで、違約金や解約予告期間に注意する必要があります。

賃貸情報サイトによれば、違約金は、契約内容によって発生しない場合も多いようです。もっとも、解約予告期間は、その期間内にあらかじめ退去を伝えておかないと、家賃を多めに払わなくてはならないので注意が必要です。

法曹の卵である司法修習生の方々には余計なお世話かもしれませんが、契約書の内容をきちんと確認しておき、違約金の有無や解約予告期間には気を付けておきましょう。

費用

最後に、当たり前のことですが、費用面はきちんと意識する必要があるでしょう。

現在、修習中の基本給付金は月額13万5千円と決して高額ではないので、毎月の家賃が高ければ生活自体が苦しくなってしまいます。月額3万5千円の住居給付金も支給されますが、これだけでは十分ではないでしょう。

しかも、残念ながらこの住宅給付金は、導入収集中や集合修習中に司法研修所の寮に入った場合、その期間を除いて給付される形になります。そのため、例えば、集合修習の後に選択型実務修習を行う、という順序となった場合、集合修習から戻ってきた後もこれまで同じ地域と地域に留まるためには、引き続き住宅を借り続けておくことになり、空家賃を支払わなければいけません。そのため、月々の家賃が高いと負担も大きくなってしまうでしょう。

また、引越し費用等については、移動距離に応じて金額が変動する移転給付金でまかなうことになります。具体的な金額としては、最低4万6千500円〜最高14万1千円までの幅があり、例えば大阪から司法研修所への移動では10万8千円が支給されます。移動の必要がある度に毎回支給されますが、ここから自身の交通費や引越し費用まで捻出すると考えると十分な額とは言えません。

さらに、敷金礼金等を対象とする給付は存在しないため、なるべく敷金礼金が低額か不要な物件を探す必要があります。

不動産(賃貸物件)の探し方

では、どのようにして司法修習中の物件を探すのが良いでしょうか。以下では、あくまで参考として、思いつく限りのものを挙げてみたいと思います。

不動産業者

オーソドックスなのは不動産業者を利用する方法です。

この場合、基本的には通常の住まい探しと同様ですが、スケジュールや距離感等から、縁もゆかりもない地域で、現地に行かずに住宅を探すとなると、後々思っていた条件と違ったり、住み心地が悪かったりするリスクがあるので、なるべく信頼できる業者を探すと良いでしょう。

また、ネット上では、司法修習生に特化した住まい探しを行ってくださる業者も存在しています。上記の通り司法修習生は少し特殊な条件の物件を探すことになるため、司法修習に理解のある業者を利用するとスムーズに理想の物件を見つけることができるかもしれません。

マンスリーマンション/ホテル等

司法修習の特殊性をふまえて、思い切ってマンスリーマンションやホテルに滞在するという方法も考えられるでしょう。導入修習や集合修習で行ったり来たりすることを考えれば、通常の賃貸借より身軽な点で優れているかもしれません。また、家具付きであったり、掃除が不要だったりするので、費用や時間を節約することができるでしょう。

住居給付金についても、別途疎明資料等を提出して確認する必要はあるものの、賃貸期間によっては支給してもらえるようです。

ただし、一般的には賃料が割高になってしまうことや一括払いの必要があることには注意が必要です。

司法修習ドットコム

他にも、司法修習生向けのサービスである司法修習ドットコムを利用することが考えられます。弁護士の方が運営されている会員制のサービスで、掲示板や体験談など司法修習にまつわる様々な情報が記載されています。

その中に、住まい情報についても、ごく一部の物件紹介や先輩方の体験記事が掲載されており、住まい探しにあたって参考にできる情報があるかもしれません。

まとめ

以上、修習生の住まい探しについて、ポイントや探し方をご紹介してきました。新たな一歩を踏み出された司法修習生の皆様が、良いスタートを切れるように、まずは理想の住居を見つけられるように願っております。

充実した修習生活が送れるよう、ぜひ本記事を参考にしながら、素敵な住まいを探してください!

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