今回は弁護士TikTokerについてまとめていきます。TikTokは今や流行の震源地となるメディアであり、影響力が凄まじく、多くの個人及び企業が進出しています。お堅いイメージのある弁護士とTikTokの相性は一見なさそうに思えますが、法サービスへのアクセスの困難さが昨今叫ばれるなか、弁護士TikTokerの法律解説は法律問題への関心を起こしや法へのアクセスを身近にします。
そこで本記事では、TIKTOKにて法律問題の解説を行なっている弁護士TikTokerのフォロワー数TOP10をランキング形式にて紹介します。※本記事で紹介しているランキングは記事作成時点(2023年8月)の数値になります。
第1位 岡野タケシ弁護士【アトム法律事務所】@takeshibengo
フォロワー数は約66万人で、総いいね数は約32千万です。
弁護士TikTokerの中でも一つ抜きん出ている岡野タケシ弁護士は、これまで約1500ものショート動画を投稿し、TikTok CREATOR AWARD 2021 ティーチャー部門最優秀賞受賞・TikTok CREATOR AWARD 2022 教育部門最優秀賞を受賞しています。その内容は身近な法律問題の解説や他のインフルエンサーとのコラボ、ノリちゃんとの寸劇など多彩で興味深く面白いものが多いです。
第2位 弁護士 まつざき もとのり @matsuzaki.lawyer
フォロワー数は約17万人で、総いいね数は約5百万です。
まつざき弁護士はこれまで約500のショート動画を投稿しています。投稿内容は主に判例解説で、事案と当事者の主張・裁判所の判断をショート動画に収まるよう軽快かつ力強い語り口調で紹介します。視聴者にわかりやすく、すっと頭に入ってくる解説が人気の一つです。また国民審査が迫ると、各最高裁裁判官がどのような人物で、どのような判断を下したのかを紹介し、国民審査を控える視聴者の参考となっています。しかし2023年8月現在では、まつざき弁護士の各種SNSの投稿は一年前でピタリと止まっています。
第3位 弁護士ビーノ @binobengoshi
フォロワー数は約3万6千人で、総いいね数は約90万です。
ビーノ弁護士はこれまで約300のショート動画を投稿しています。投稿内容は、視聴者からの法律に関する質問に弁護士の立場で回答するものや最近では他のインフルエンサーとのコラボ動画などもあります。ビーノ弁護士のショート動画では、弁護士らしい説得力のある口調でなされるわかりやすい法律解説がなされ、視聴者から人気となっています。
第4位 弁護士@小原恒之 @rikon.ben54obara
フォロワー数は約3万6千人で、総いいね数は63万です。
小原弁護士はこれまで約400のショート動画を投稿しています。小原弁護士は投稿当初、離婚弁護の専門家として離婚に関する解説動画を投稿していました。現在では、政治問題についての視聴者のコメントに対してアンサーする動画を投稿しています。ベテラン感が伝わる小原弁護士ですが、カメラに向かって真摯に思いを伝えようとする姿がとても愛らしいです。
第5位 法律解説ステーション @legalcommentary
フォロワー数は約3万4千人で、総いいね数は約40万です。
法律解説ステーションはこれまで約100のショート動画を投稿しています。内容は、法律問題について幅広く解説していますが、中でも交通事故に関する動画が多いです。解説の時間もかなりショートで、基本的にはYouTubeに詳しい解説があり、その誘導であると思われます。弁護士が運営しているとのことですが、当該弁護士が動画内で直接解説している訳ではなく、アニメーションを用いています。2年前からその投稿は止まっており、現在休止中だそうです。
第6位 森詩絵里👩💼🌻弁護士のタメになる話♪ @shieri.mori
フォロワー数は約3万人で、総いいね数は約35万です。
森詩絵里弁護士はこれまで約200のショート動画を投稿しています。森弁護士はYouTubeチャンネルは開設しておらず、TikTokでのみ法律問題の解説動画をあげているので、生粋の弁護士TikTokerといえますね。投稿内容は、身近な法律問題の解説や視聴者の質問に対するアンサーです。現在では投稿を休止しています。
第7位 踊れ!弁護士キタガワ。 @dancemanlawyer
フォロワー数は約2万人で、総いいね数は約35万です。
キタガワ弁護士はこれまで約1300のショート動画を投稿しています。投稿の内容は、動画の前半で法律クイズを出題し、動画の後半でその解説をするというものです。特筆すべきは、解説の際にはキタガワ弁護士が踊っているということです。HIP HOPダンスやブレイクダンス、パントマイム、サイリウムを使ったダンスなど幅広く踊っていて、とてもシュールです。法律の解説だけでなく、エンターテインメント要素も取り入れることによって視聴者から支持を得ています。投稿数も多く、今後より影響力を増す弁護士TikTokerではないでしょうか。
第8位 二番煎じと言われても【弁護士藤吉修崇】 @nibanben55
フォロワー数は約1万2千人で、総いいね数は約16万です。
藤吉弁護士はこれまで約140のショート動画を投稿しています。投稿の内容は、身近な法律問題の解説です。最近は有名プロゲーマーたぬかなさんとのコラボ動画も投稿してます。藤吉弁護士はYouTubeにも動画を投稿しており、TikTokではYouTubeへの誘導するような動画も多数あります。
第9位 タケちゃん弁護士【XP法律事務所】 @imai_lawyer
フォロワー数は約5千人、総いいね数は約3万です。
タケちゃん弁護士は、これまで34のショート動画を投稿しています。投稿内容は法律問題の質問に対する解説です。アカウント開設から1ヶ月でフォロワー数約5千人を突破した新進気鋭の弁護士TikTokerです。
第10位 弁護士ショージ @shoji.lawyer
フォロワー数は約4千人、総いいね数は約3万です。
ショージ弁護士はこれまで20のショート動画を投稿しています。投稿内容は身近な法律問題についての解説です。一年前から休止中です。
以上、弁護士TikToker TOP10を紹介しました。TikTokをうまく活用することにより、弁護士としての名前を売ったり、集客効果もあると思われます。しかし、始めたはいいものの、マネタイズするまではコストがかかり続けてしまうので難しいところですね