【弁護士専門の人材紹介会社シリーズ①】NO-LIMIT(ノーリミット)について

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弁護士の採用を行う際、知り合いや紹介以外の選択肢として「ひまわり求人」や士業管部門特化のMS-japanを利用される方が、割と多いのではないかと思っています。

「ひまわり求人」は最近あまりよくないという話しも聞きますが、無料で掲載できますし、一定の応募数もありますのでやっておいて損はありません。

問題は人材紹介会社を使った場合ですね。おそらく採用に関わる多くの弁護士が感じていることだと思いますが、人材紹介会社によって「質が全然違う」。紹介人数であったり、マッチング精度であったり。

私自身、人材紹介会社を多数利用してきた経験から、ここが良かったという人材紹介会社をと、ここに弱みがあると言った内容をご紹介していこうと思います。

今回は、2019年12月に設立された新興ベンチャー、株式会社trientのサービス『NO-LIMIT(ノーリミット)』から始めます。

公式サイト:https://no-limit.careers/

目次

NO-LIMIT(ノーリミット)とは?

国内では数少ない弁護士を専門とした転職エージェントサービスです。会員登録があった求職者の中から、事務所にあった人材を紹介する一般的な紹介スタイルです。求職者の担当と企業側の担当が分かれる「片手型」ではなく、両方を1人の担当が担う「両手型」を採用しています。

会社概要

会社名株式会社trient
URLhttps://trient.co.jp/
所在地〒160-0022
東京都新宿区新宿4-3-17 FORECAST新宿SOUTH304
設立2019年12月16日
資本金5,000万円(資本準備金含む)
許可厚生労働大臣許可番号
有料職業紹介事業 (13-ユ-311970)

毎月40名前後の弁護士登録

人材紹介を使う上でまず第一に気になるのは、ちゃんと機能しているエージェントなのか?という点ですが、公式サイトによれば求人登録数は月間約40人(2020年4月〜10月実績平均)。弁護士の属性として、一般民事・企業法務事務所が中心で、インハウスローヤー経験の方も多いとのことです。

打ち合わせの際、具体的な数字は聞けませんでしたが、おおよそ『一般民事:企業法務:インハウス=6:3:1』の割合だそうです。

アドバイザーは弁護士業界出身者

具体的な企業名は伏せますが、弁護士集客支援を行なっていたメンバーがアドバイザーになっています。「アドバイザー紹介」のページには個人名が乗っているので、知っている方もいるかと思います。

実際に弁護士の紹介はあるのか?

正直数は多くありませんが、ちゃんとあります。1人か2人紹介していただいて、選考が進めばよし、落としたらまた紹介してもらうという流れです。後日紹介しますが、「Ms-japan」「弁護士ドットコムキャリア」よりは、マッチング精度は高いと思います。

NO-LIMITの評判は?

実際に面接に来た弁護士に聞いてみましたが、紹介すらされないエージェントがあったり、逆に大量に求人票だけ送ってくる企業もあったりしたそうで、そのなかで「履歴書の添削」「紹介先企業の内情把握」「代表弁護士の人柄」を教えてくれるのは良かったと言っていました。

実際に紹介していただいた身としても、求めている人物像への近さは非常に満足でした。

まだ内定には至っていませんが、他の事務所では採用した方の話も入ってきていますので、エージェントは運用経験の長さだけでは測れないなと、改めて考えさせられました。完全成功報酬でリスクもありませんから、ひまわり求人では取れない、あまり良くない場合は、NO-LIMITを試してみても良いかと思います。

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