皆さんこんにちは。前回のオススメサイト紹介の続編として、「忙しいあなたに役立つ投資のオススメサイト第二段」をお送りします。
今回は銘柄分析に必須のスクリーニングツールと情報収集、銘柄収集ができるようにオススメサイトを紹介します。
皆さんはどのような手法で株式投資に取り組んでいますか?この連載ではファンダメンタルズ投資の有用性を説明し続けているのでファンダメンタルズ投資家のために有益な情報提供することを心がけています。
世界の株価
相場のチェックで個人投資家がよく使っているのは「世界の株価」です。
こちらは世界の株式、為替、債券、商品先物、仮想通貨のリアルタイムチャートを一覧で見ることができるよくできたサイトです。
日本市場が取引されている時間は日経平均株価の推移を見ると思いますが、ドル円や中国をはじめとしたアジア各国の強弱をみて相場の動向をつかんでおくと良いでしょう。
保有している企業が中国への輸出が多ければ株価が中国株の動向で左右される事もあります。
全体感をつかむにはダウ平均CFD(差金決済取引)の動きを見ておくのも良いでしょう。このダウCFDは24時間取引を行っており、取引を終えた米国時間の夜でも価格が推移しています。
このダウCFDが大きく下落していると日経平均が引きずられて下落することもあります。なぜ下がっているかわからない場合は、これが原因だったりします。
逆に日経平均CFDも24時間価格が動いているので寄り付きの日経平均株価の位置を把握することができます。ニュースの内容がわからない初心者でも数字を見ることはできるので日経平均CFDとドル円のチェックはモーニングルーチンに組み込みましょう。相場観も着くと思いますしその日の日本株の方向性を把握ができるはずです。
もう少し説明すると明日株を買おうかなと思っていた人が夜のうちに注文を出しておいて朝になって米国時間の株価推移を把握、大きく上昇、下落していれば昨日指しておいた指値に届かない可能性があるので寄り付き前に指値を微調整します。これで自分の指値が通る可能性が高くなるでしょう。
「ニュース」というタブもありますが、ランキング形式になっているので速報性に欠けます。投資家が注目しているニュースが把握できるという意味がありますが、速報性が必要な場合はロイターやブルームバーグ等のサイトを参照にすると良いでしょう。
関連サイト
株探
個別株は株探でチェックするのが良いと思います。チャートの表示や速報性のある銘柄ごとのニュースなど他のサイトと比較すると頭いくつも抜けています。
まず、銘柄コードを入れると一度選択したスケールが固定されているので株価分析には使いやすく重宝しています。
次にニュースは投資家に話題のTOPNEWSはボリュームがあるので情報収集や復習にも使えます。個別銘柄のニュースはヤフーファイナンスのように無駄なテクニカルのニュースで埋まるようなことは無く、「今日動いた株」のように記者が動いた理由を数行で記載してくれていますので現状の把握に役立ちます。
株価はたいしたことない理由や材料が全くないのに乱高下することがあります。これは需給によるものですが、その理由までこじつけだと感じることはありますが記載してくれているのは重宝します。
その他、業績のページは通期、四半期の業績動向が記載されていますし、ニュースの中に適時開示も入るので他のサイトに行く必要が無いので重宝します。
関連リンク
カブりつきマーケット情報局
YouTubeでは手前味噌ですが、私が出演している「カブりつきマーケット情報局」をオススメしたいです。ラジオNIKKEIで毎週金曜日16時20分から放送している番組で株式を中心とした経済バラエティ番組を目指しています。私以外に芸歴27年のお笑い芸人スパロウズの大和さん、アナウンサーの八木ひとみさんの3人でお送りしています。
約3年番組を続けてきて投資初心者の大和さんが成長してきて嬉しいのですが、元初心者の視点を忘れずに銘柄の選別、選別に至った背景なども説明しています。三人のチームワークも含めて楽しくやっていますので初心者でも親しみやすい内容になっています。過去のアーカイブも残っていますのでそちらを参照して下さい。
内容は金曜日の夕方の放送なのでその週にあった出来事や株価の動き、セクター動向、大きく動いた銘柄の解説をしています。それ以外に個人投資家やファンドマネージャー等のゲストを招いてのクロストークは中上級者にも納得の内容でしょう。
一番のオススメは私がピックアップした銘柄のロジック紹介です。ただの銘柄紹介ではなく、業界動向、銘柄の見所、業績、将来見通しまでロジックを解説します。過去に紹介した銘柄の振り返りを行っていますので是非ご覧下さい。